大腸がん・直腸がんの増加
大腸がんの死亡者数、患者数は年々増加の傾向にあります。脂肪分が多い食生活、過度の飲酒、運動不足など、生活が大きく影響していると言われています。
大腸がんの対策は「早期発見」です。症状がでていなくても、40歳以上の方は、定期的に検査を受けることをおすすめ致します。
大腸がんの死亡者数、患者数は年々増加の傾向にあります。脂肪分が多い食生活、過度の飲酒、運動不足など、生活が大きく影響していると言われています。
大腸がんの対策は「早期発見」です。症状がでていなくても、40歳以上の方は、定期的に検査を受けることをおすすめ致します。
大腸がん(直腸がん、結腸がん)、潰瘍(かいよう)性大腸炎、大腸ポリープなど。
血便が出た方
便秘と下痢を繰り返す方
便が細いと感じる方
40才以上の方で、大腸内視鏡検査を受けたことのない方
当院では、軸保持短縮法により、痛みやお腹のはりのない手法でていねいに検査します。
さらに検査でポリープが発見された場合は、ポリープの形や大きさによっては、入院施設のある病院に御紹介いたします。
大腸カメラ検査は予約制です。前もって一度ご来院いただき、ご予約をお取りください。
ご来院いただいた際に、検査食のお渡しや、下剤の服用方法の詳しい説明をいたします。内服中のお薬がある場合は、お薬の内容のわかるものをお持ち下さい。詳しくは電話にてお問い合わせください。
便秘傾向の方へ
検査の3日前から毎日便通があるように、便通にお気をつけ下さい。
ふだんから便秘薬をお飲みの方は、必ずお飲み下さい。
大腸内に便が残っていない状態にする必要があり、検査前日に検査食をお召し上がりください。
水分(水、お茶、スポーツドリンクなど)は十分お摂り下さい。
乳製品や果実の入ったジュースは飲まないで下さい。
寝る前に下剤(ラキソベロン)10mlをお飲み下さい。
朝食は召し上がらないで下さい。
高血圧や心臓病などのお薬をお飲みになっている方は朝早くにお飲み下さい。
糖尿病の薬の服用やインスリン注射はしないで下さい。
排便後、朝8時頃より腸管洗浄剤(ニフレック)2,000mlをお飲みいただきます。
2時間かけて服用して下さい。
飲み始めから排便が落ち着くまでに3~4時間かかります。
便が水様になり、色がうすくなったら準備完了です。
検査が終わるまで食事は摂らないでください。ただし、脱水を防ぐために、下剤服用後も水分(水、お茶、スポーツドリンクなど)はできるだけ多くお摂りください。
乳製品や果実の入ったジュースは飲まないで下さい。
衣服は脱ぎ着のしやすいものでご来院下さい。
お手洗いをすませておいて下さい。
血圧測定をしていただきます。
検査用のパンツに履き替えていただきます。
指輪、ネックレス、ピアス、時計、ヘアピン、メガネなど金属のものはすべてはずしていただきます。
鎮痙剤(腸の動きを弱める薬)を投与します。
※緑内障、前立腺肥大、心臓病のある方は事前にお知らせ下さい。
内視鏡検査開始
検査時間は15分程度です。
検査当日のクルマ、バイク、自転車の運転は避けて下さい。
診察室にて画像をお見せしながら、詳しくご説明いたします。
組織検査(生検)を行った場合は、検査結果を後日ご説明いたします。(通常7~14日後以降)
検査のみで終了された方は、食事をされて結構です。特に制限はありません。
検査費用についてはご相談時にご確認ください。